俳優高杉真宙(23)が10日、都内で、主演映画「超・少年探偵団NEO Beginning」(芦塚慎太郎監督、25日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

同作は江戸川乱歩の探偵小説「少年探偵団」シリーズをベースに、名探偵明智小五郎と小林芳雄少年の、それぞれのひ孫たちの活躍を描いた学園ミステリー。高杉は小林少年のひ孫、小林芳狼を演じる。

小林少年のひ孫という設定について、原作の小林少年はそれほど意識しなかったという。「新しい形を作りたいと思ったので、原作よりも台本に頼って演じました」と話した。

「仲の良さが伝わる作品で、撮影も学校に行っているようでした。この仕事をやるならいろんな方に伝えたいと思っているので、この映画を見て原作にも興味をもっていただければうれしいです」とアピールした。

この日、佐野岳、堀田真由、長村航希、板垣瑞生、芦塚慎太郎監督も登壇した。

佐野とは「仮面ライダー鎧武」以来の共演。高杉は「うれしいですし、照れくさい。なんか良いところを見せたいなと思った」という。佐野も「刺激をもらって、もっともっと頑張ろうと思った」と話した。佐野は撮影前のワークショップで人狼ゲームを行ったことを明かし、「ばればれで。素直な高杉くんが変わらずにほっこりしました」と笑顔を見せた。