俳優水嶋ヒロ(35)が、バーチャルインフルエンサーの企画・開発などを行う次世代のクリエイティブカンパニー「1sec(ワンセック)」のプロジェクトにより、自身のバーチャル・ヒューマン「Lewis Hiro Newman(ルイス ニューマン)」が誕生したことを報告した。

水嶋は11日、ブログを更新。「ずっとあたためてきたプロジェクト、発表するね ちょっと話があまりにもとっぴでビックリするかもしれないけど どうかついてきて笑い」と書き出し、「このたび僕のバーチャル(全てCG)な分身が誕生しました 名前は『Lewis [Hiro] Newman(ルイスニューマン)※Hiroはミドルネーム』と発表し、その画像も公開した。

Lewis Hiro Newmanの今後の活動について、同社は「今後Lewis Hiro Newmanはファッション、アート、音楽等のジャンルで、グローバルな活動を予定しており、活動していく上でAI(人工知能)との融合で新たなクリエーティブコンテンツを生み出す事も視野に入れ挑戦していきます」としている。

水嶋は今回の取り組みの経緯について「なんで急に分身を生むことになったかというと‥少し説明するのが難しいんだけど 例えば昔選択したことが違ってたらいまどんな人生になってただろうか‥?なんて想像したことない?笑い 例えば僕だと大学生の頃に渡英するか俳優になるかで迷ってた時期があって‥憧れてたロンドンでデザインや音楽の勉強をしてファッションやアートにもたけたグローバルに活躍できるアーティストになりたい! そして自分だけにしか生み出せない価値を創れる人になりたい! そんなことを夢見てた時期が実はあったんだよね Lewisはそんな僕が生きることができなかったもう一つの物語を歩んでいく存在になり得るんじゃないかって1secのGENIEさん(CEOの宮地さん)と話してて思ったんだよね」と説明した。

続けて「見た目は同じだけど Lewisは僕に無い能力をたくさん持って異なる選択を続けていく人生になる‥ちょっとワクワクしない?笑い バーチャルヒューマンではあるけど 彼はこの世界にちゃんと存在して 僕がかつて夢見ていた景色を味わっていく‥Lewisはまだ生まれたばかりだけど きっと彼は僕の代わりにすてきなことをたくさんしていくと思う うらやましいことにずっと若いまま ずっと夢を追い続けていく すごいよね‥もし、この世界から僕がいなくなっても彼は存在し続けることができるんだから‥1secさんによるとこれは世界初の取り組みなんだって! ぜひ応援してもらえたら」とつづった。