演歌歌手細川たかし(69)と弟子の新人歌手彩青(17)が11日、東京・池袋サンシャインで「北海道まるごとフェア」に登場した。2人とも北海道出身で故郷のPRに一肌脱いだ。

地元特産のジャガイモとニンジン、タマネギを手に持ちながら「台風が来ているから、今日はジャガイモをじっくりと煮込んで明日はそれをたべてください。もう、それしかないでしょ。私も明日は休み。早く帰って野菜を煮込みます」とアピールした。

13日にはラグビーW杯の日本-スコットランド戦がある。「日本が2、3点差で負けるけど8強には行ける。彼らはパワーがすごい。車でいえば5000CCくらい。演歌もあ~ならないといけない」。

ミニライブでは大ヒット曲「北酒場」や新曲「冬嵐」などを熱唱した。「『冬嵐』はいつも歌詞を間違える。今日も間違えるだろう」と予想をしてマイクを握ったが“お約束”通りに間違えてた。これには「明日が台風だから仕方ない…」と言い訳をしながら苦笑いだった。

彩青は今年6月に「銀次郎 旅がらす」でデビューしたばかり。「最初は右も左も分からずに無我夢中でした。最近はやっと実感がわいてきた」。細川のことは「歌には厳しいところもあるけれど良くしてもらっています」と明かした。

何度も民謡日本一になり、7歳から津軽三味線、11歳から尺八を本格的に始めた新星について、細川は「17歳になったばかり。これからですけどよろしくお願いします」。イベント会場を埋める人たちに応援を呼び掛けた。