男性デュオ「ビリケン」が、13日に横浜O-SITEで行う予定だった解散ライブを台風19号の影響で延期することが11日、分かった。会場を訪れるファンの安全を最優先に考慮したとう。

関西出身の2人は、03年2月に「nagoriyuki」でデビュー。10年に「あるいてゆこう」がテレビ東京系アニメ「毎日かあさん」のオープニングテーマ曲になって大きな話題を呼んだ。海外でも活動し、12年11月にはフランスの国連ユネスコパリ本部、14年1月には米ニューヨークのカーネギーホールで行われたイベントに出演した。

8月1日に発表した解散を発表した際、ボーカル&ギターのビリーは「16歳から歌を唄い、22歳でデビューさせていただき、40代を前にし、自分が唄う意味やこれからの人生についてより深く考えるようになりました。これから先の未来や夢を、自分のペースで歩んでつかんでいきたいというのが、考え抜いた末の答えでした」などと報告。

ラップのオクダケンは「約16年間の活動にピリオドを打つことになりました。HIP FOLKの歴史を皆さんと歩むことができて、僕たちは本当に幸せな人間です。ワンマンライブ以降どういった活動をするかは未定ですが、前を向いて進む予定です」などとコメントしていた。