俳優須賀健太(24)が15日、東京・六本木のテレビ東京で、BSテレ東の主演ドラマ「江戸前の旬2」(19日スタート、土曜深夜0時)の会見に出席した。

18年10月期に放送された「江戸前の旬」の第2弾。須賀演じるすし職人、柳葉旬の成長を描く。

須賀は第2弾の制作を「素直にうれしい」と喜びつつ、続編決定時のエピソードを紹介。新幹線内でドラマファンのサラリーマンから声を掛けられたといい、「『シリーズ化しないの?』と聞かれて。まだ言ってはいけなかったので、『旬のネタが多いので撮影は難しいんじゃないですかね』とごまかしました。そのサラリーマンの方に、続編始まりますと伝わったらいいな」と笑みを浮かべた。

この日は旬の父を演じる渡辺裕之(63)、兄を演じる田中幸太朗(36)と渡部豪太(33)、姉を演じる佐藤玲(27)も登壇し、柳葉家が勢ぞろいした。須賀は「撮影初日から家族感があって、何の迷いもなかったです」と、1年のブランクを感じなかったようす。職人かたぎの頑固な父親を演じる渡辺についても「厳しい方かと思っていたら、めちゃくちゃ優しい」と笑った。渡辺は好きな料理について語る場面で「女房が作る絶品カレー」と答え、妻で女優の原日出子との夫婦円満をうかがわせた。

会見では、放送初回の19日に25歳を迎える須賀にサプライズで誕生日ケーキが贈られた。昨年の撮影でも誕生日とともに芸能生活20周年を祝われ、「節目の年に作品がシリーズ化してうれしい。願わくば、年をとるのと併せて作品が続いていけば」。“アラサー”と呼ばれる年齢に差しかかったことには「すごい響き」と実感が湧かないようだったが、「役者として渋くなっていけたら」と抱負を語った。