お笑いファンのための祭典「よしもと大笑い祭り寄席」(22日まで)が21日、初日を迎え、クール・ジャパン・パーク・大阪WWホールで、西川きよし(73)が開会式に1人で出席した。

きよしが「吉本に入って55年です」と言うと、会場からは拍手が上がった。「ヘレンと50年前に出会って、(結婚)25年のときもみんながうまいもんごちそうしてくれて。『秘密のケンミンSHOW』でもやってるけど、大阪はフレンドリーな町です」と振り返った。

観客に4歳の子どもがいたことに「やすしさん知らん人もおるやろ? やすしさんはオールバックに黒めがねで法律を守らない人よ。車で横に座るんやけど、すごい飛ばす。『赤ですよ』って言ったら『横は青や』って言われた」と、亡くなった相方の話をして会場を笑わせた。

開会宣言をすることになっていたきよしだが、スタートの合図を忘れてしまった。次に登場したミキに「言い忘れてますよ」とツッコまれていた。

今イベントでは、2日間で漫才や落語、吉本新喜劇、若手芸人がオールナイトライブなどを、なんばグランド花月やよしもと祗園花月などで行う。