お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が個人で設立した会社が東京国税局の税務調査を受け、2018年までの7年間で計約1億2000万円の申告漏れを指摘されていたことが23日、関係者への取材で分かった。うち約2000万円は仮装隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと認定されたもよう。

追徴税額は重加算税などを含め約3400万円。修正申告などを既に済ませたとみられる。所属先の吉本興業は取材に「事実関係を確認中」とコメントした。

関係者によると、徳井は吉本興業から支払われるテレビの出演料などを、自身が東京都世田谷区に設立した会社「チューリップ」を通じて受け取っている。

同社は12~15年、徳井の個人的な旅行や洋服代などを経費として計上したが、国税局はこれを認めなかった。また16~18年は所得を一切申告しておらず、国税局は約1億円の申告漏れを指摘したとみられる。

現在の所得税は最高税率が45%なのに対し、法人税は23・2%。節税策として、個人会社を設立して報酬の受け皿にするタレントやスポーツ選手は多いという。(共同)