3日デビュー20周年記念日を迎えた嵐が都内で会見を開き、11月末に完成する国立競技場で、コンサートを行うと発表した。来年5月15、16日に開催する。また、来春に北京でコンサートを開催することも発表した。

旧国立競技場は、08年から毎年コンサートを開催してきたメンバーにとって思い出の地。大野智(38)は「思い入れの深い場所です。新たに生まれ変わった国立競技場でできることを楽しみにしています。ぜひいらしてください」と笑顔。

相葉雅紀(36)は、北京公演について「これまでアジアの方々にもたくさん応援していただいて、恩返しになったらいいなと思いました。アジアの方々が、日本のエンターテインメントやジャニーズに触れるきっかけになったらいいなと思います」と話した。

コンサートの実施には、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の開閉会式会場である同所のさまざまなオペレーションの意味合いもあるという。櫻井翔(37)は「組織委員会の皆さんと我々の思いが同じ方向を向いていた。そしていわば夢の舞台に立つことができる。とても光栄ですし、あそこの景色は特別なので、ファンの皆さんにも同じ景色を見てもらいたい」。松本潤(36)はオファーに「そんな機会あると思ってなかったのでうれしいです。旧国立競技場だと、聖火台があった新宿方向の新都心の景色が印象的でした。オリンピック前なので、2020年らしさを表現できたら」と意気込んだ。

二宮和也(36)は「新しく生まれ変わって、誰が最初にやるのかなと気になっていたので、自分たちと聞いた時は驚きましたし、光栄でした。やらせてもらった経験がありますし、我々らしくやっていけたらと」。大野はコンサートの演出面にも触れ「以前はフライングでお客さんの上を回ったんですけど。そういうこともね、ぜひ」と提案。メンバーと会場をどよめかせていた。