生田斗真(35)が主演する日本テレビ系ドラマ「俺の話は長い」(土曜午後10時)の2日放送の第4話の平均視聴率が、8・4%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・4%で、第2話は9・0%、第3話は8・9%だった。

生田は4年ぶりに連ドラ主演で、31歳独身、職なし、実家暮らし、でもへ理屈を言わせりゃ右に出るものなしのダメ男、岸辺満役。義兄の秋葉光司を安田顕、姉の秋葉綾子を小池栄子、めいの秋葉春海を清原果耶、母の岸辺房枝を原田美枝子が演じ、家族間でお茶の間大乱闘を繰り広げるホームコメディードラマ。「サザエさん方式」と呼ばれる30分×2本立てのストーリーとなっている。

第4話の前半は其の七「アイスと夜の散歩」。満が大事にとっておいた250円のアイスがゴミになっていたことに激怒。「これはアイスの問題じゃない。アイスを食べたのに黙っている人が3人の中にいることが問題なんです」と犯人捜しを始める。各人のアリバイを確認した後、満は「この事件の犯人はいませーん」と結論づける。1週間前に満が食べたアイスのゴミがそのまま残っていたのだった。満は負けこそ認めるも「牧本さんと再婚しようとしている」と話題をそらして謝罪せずに逃げた。アイスをきっかけに春海は思いを寄せる陸と交流する義理父広司との距離を縮めることになった。

後半は其の八「バーニャカウダと犬の散歩」。行きつけのバーのオーナーの犬の世話を任された満は、散歩を目撃された房枝の店の常連客、薗田から会社の中途採用試験を受験しないかと誘われる。同席した薗田の後輩渡利潤平(間宮祥太朗)も大学を中退し世界中を放浪した経歴をもち、満を尊敬する。満は得意のへりくつで薗田と渡利を言いまかす。渡利は「おれ、今日で会社やめます!」と言い出し満は慌てて止める。それぞれの直面する課題から「働くとは何か」「幸せとは何か」を考える。