賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)の3日放送の第4話の平均視聴率が、6・5%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で第2話は6・5%、第3話は6・4%だった。

賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第4話では薫の殺害と10億円強奪事件の黒幕を追う才門が「ホンボシ」と疑う南武に、薫が殺害された当日呼び出されていたことが、携帯電話の解析で明らかになった。

南武には事件当日、江國と海外視察に行っているという鉄壁のアリバイも存在した。相手の弱みを握ってそれを利用するのが巧みな南武。江國の妻を最先端の設備のそろっている大学病院に入院させていることも明らかになった。

南武のアリバイに何かあると疑った清春は江國を問い詰め、南武を追い詰める。しかしガスマスク姿の男のスナイパーが現れ、江國を撃ち、清春は気絶させられる。清春は目を覚ますと才門の車に乗っていた。江國をゆすっていた組織が「ニッポンノワール」という名であること、克喜の父親が清春であることが明らかになった。