米俳優マット・デイモン(49)クリスチャン・ベイル(45)が日本時間5日、ダブル主演を務める映画「フォードvsフェラーリ」(ジェームズ・マンゴールド監督、20年1月10日公開)のロサンゼルスプレミアに出席した。

本作の舞台は66年、フランスで開催されたル・マン24時間レース。絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちの実話を描いた作品で、歴史を変えた2人の男の熱い友情と不可能に挑戦する姿を描いた大逆転の物語だ。

マットは敏腕レーサーとして名をはせるが病気が原因でレーサーの道を絶たれカー・デザイナーとして返り咲くキャロル・シェルビー、クリスチャンは腕前は超一流だが極端に怒りっぽく気性の荒い伝説のレーサー、ケン・マイルズを演じた。

会場には劇中にも登場する、歴史をつくったフォードGT40MK2やフェラーリ330P4などの名車が展示された。クリスチャンは名車を自ら運転して登場した。

マットは「素晴らしい奇跡の大逆転の物語だと思ったんだ。また、これまで聞いたことがないストーリーだった」と話し、「観客がとても気に入ってくれるといいなと願っているよ。僕らはもちろん、映画の出来にとてもハッピーだよ」と自信をうかがわせた。