83年から大阪城ホールで毎年末に開催されている「サントリー1万人の第九」(12月1日)に、タレント朝日奈央(25)が参加することが決まり、5日、大阪市内で取材会を行った。

「1万人と歌うのは初めて。プロの方が演奏で、一緒になってその時間を楽しみたい」と話した。

練習は9月末からスタート。「時間があれば音楽を聴いている状態です。お風呂に入っているときも聴いています」。ドイツ語の歌詞にも挑戦する。

「英語でも『I like apple』くらいしかできない。巻き舌の部分もあって、経験ないし難しい。とにかくやるしかない」と意気込んだ。現時点での完成度は75%だという。パートはソプラノを担当し、会見で一部を熱唱した。

朝日は07年にファッション誌「ラブベリー」のモデルとしてデビュー。08年にアイドルグループ「アイドリング!!!」に2期生として加入。芸歴12年目で、現在はバラエティーなどで活躍している。

アイドル時代も大阪城ホールでの出演はなく、大きな会場でのライブは「解散前に武道館で最後のライブで。半分が関係者でした」と振り返った。「本番が終わったあとに、大阪城ホールに立ったとウィキペディアに書きたい。ごほうびは誰でもいいからハグしてもらいたい」と話した。

そのハグ、第一希望の相手は、06年から15年まで放送されたアイドリングの冠番組「アイドリング!!!」でMCを務めていたバカリズム(43)。「バカリズムさんに『やると決めたらやれ』と教わってきた。ハートの強さはそのときから培ってきたので、今回も不安だけど、決まったからには、全力で頑張ろうという気持ちはあります」と明かした。

10月31日に放送されたMBSテレビ「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?」(木曜午後11時56分)で、SNSでモデルのようなポーズをとる朝日に、麒麟の川島明(40)が「美しさも売ろうとしている。売れたら変わった」とツッコミを入れた。

朝日は「7割男性ファンで、半分くらい女性ファンにしたいんです。いつかTGC(東京ガールズコレクション)に出て川島さんを見返したい」と笑わせた。