沢口靖子(53)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の7日19話の平均視聴率(関東地区)が12・4%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第19話のゲストは菅原大吉、小沢亮太、白石糸。榊マリコ(沢口)は、府警本部の刑事部長、藤倉甚一(金田明夫)に地域課巡査の平野頼道(菅原)が親しげに声を掛けるのを見かける。2人は同じ小中高に通った親友で、警察組織のトップにのぼりつめた藤倉と、対照的に地域課の仕事にこだわってきた平野の友情は階級や立場を越えて続いていた。

巡回中の平野巡査は、資材置き場で若い男の遺体を発見する。被害者は深田明良で、死亡推定時刻は遺体発見の直前だった。深田は特殊詐欺で逮捕され、執行猶予中だったことも分かる。

科捜研の面々は、現場で鑑識課の発見した血液の付着したガラス棒を鑑定する。大麻などを吸引するパイプの一部と分かり、被害者の唾液と平野巡査の指紋が検出される。