米倉涼子(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の7日放送の第4話の視聴率が17・8%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は20・3%、第2話は19・0%、第3話は18・1%で、今回わずかに下げたものの、高視聴率を維持している。

米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子の活躍を描く人気シリーズの第6弾。勝村政信、岸部一徳、内田有紀らおなじみのキャストの他、ユースケ・サンタマリア、市村正親、今田美桜らが初参加する。

第4話のゲストは倍賞美津子、岡田健史。世界記録を持つ日本陸上界のエース、四日市清昭(岡田)が右足の痛みを訴え、強化合宿先から緊急帰国。東帝大学病院に極秘入院する。

次世代インテリジェンス手術担当外科部長の潮一摩(ユースケ)は、大門未知子(米倉)や海老名敬(遠藤憲一)を除いた少人数でカンファレンスを実施。四日市は膝の滑膜肉腫ステージ3と判明する。

潮らが提案した術式では日常生活に支障はなくとも、陸上競技に復帰することは困難となる。四日市は手術を拒否し「半年で走れるようにならないのなら退院する」と言い放つ。その様子を見ていた未知子は潮にある進言をする。

そんな中、東帝大学病院に潮の母、四糸乃(倍賞)がやってくる。ロビーで四糸乃と出会った未知子は彼女から潮の母親だと名乗られるが、その後医局で会った際には初対面のような対応をされ困惑する。検査の結果、AIがはじき出した診断は「アルツハイマー型認知症」。未知子はそのAI診断にも疑問を抱く。