NHK連続テレビ小説「スカーレット」の第8週(18~23日)のあらすじを紹介します。

喜美子(戸田恵梨香)が深野心仙(イッセー尾形)のもとで火鉢の絵付けを学んで3年がすぎました。修業を積み、まだ下っ端ではありますが、一部は任されるようになっています。

喜美子は初めて絵付け火鉢のデザインを許され、懸命に考えますが、採用の可能性は低いようです。

役場で働いている信作(林遣都)は、年に1度の火まつりの準備に忙しくしています。そして照子(大島優子)は婿の敏春(本田大輔)を迎えていました。陶芸だけでなく芸術にも詳しく、頭が切れる敏春は、丸熊陶業の改革を考えています。新設した商品開発室には美術大学を出た青年の十代田八郎(松下洸平)がやってきます。喜美子はふとしたきっかけで八郎と知り合い、破れたシャツを繕ってあげることになります。

一方、直子(桜庭ななみ)がついに東京で働くことになり、常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)は心配します。百合子(福田麻由子)も中学生になっています。そんな折、喜美子のデザインが敏春によって採用されます。しかも丸熊陶業のマスコットガール・ミッコーとして地元紙の取材を受けることに。記事では、師の深野には全く触れず、喜美子が若い女性の絵付け師であることばかりが注目されます。そのことになぜか八郎が怒り、喜美子は当惑します。