中村ゆり(37)浅香航大(27)が8日、都内で、1月6日スタートのBSテレ東ドラマ「今夜はコの字で」(月曜深夜0時)の会見に出席した。

コの字カウンターの居酒屋「コの字酒場」を舞台に、その魅力にはまるサラリーマン・吉岡としのり(浅香)の人間的成長と、吉岡が憧れる先輩・田中恵子(中村)との恋愛模様を描く。

同作は中村と浅香がダブル主演し、ともに民放連ドラ初主演となる。中村は「37歳で連続ドラマの初主演をさせていただけるなんて、夢があるなと思いました」としみじみ。浅香とは共演歴があり、リラックスムードで撮影は進行。お互いについて、中村は「最初に会った時から若々しくない」と浅香の印象を語り、その落ち着きぶりに「どういう人生を歩んできたんだろうと思ってました」と笑いながら明かした。浅香は中村の告白にツッコミを入れつつ、「安心感がとてもあります」と語った。

撮影では実際に飲酒する場面もあったといい、中村は「日本酒に見立てた水を飲んでも表情が違う。大事なシーンでは本当に飲んで、リアリティーを持って演じられたかな」と振り返った。撮影初日に飲みすぎたことも明かし「飛ばして飲んじゃって、これは1日芝居できないな、と。今はばっちり、ペース配分が分かりました」と照れ笑いした。

中村は「ビール党だったけど、このドラマで日本酒に目覚めました」、浅香は「暑い中の撮影だったので、この現場をへて1杯目のビールは特別という気持ちです」と話すなど、ともにお酒好き。オファーについては「光栄です。酒飲み同士波長が合うよね」と中村。浅香も「お酒好き人生を肯定できた。これからも飲んべえとして胸を張っていきたい」と笑った。