ダウンタウン松本人志（56）が10日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午後10時）に出演して、今夏の闇営業から続く吉本興業の問題についてコメントした。

チュートリアル徳井義実（44）の巨額申告漏れについて取り上げた後、松本は「闇営業のこととか蒸しかえすわけじゃないけど、元々は宮迫（博之）に始まって、今回の徳井の問題とか、うちの会社の措置が逆、逆を行く。見ていて歯がゆい。すごくダラダラしている」と話した。

徳井の問題発覚後の番組出演対応について「いきなり『降板なし』とか言ってしまって、また変わった。芸人をかばえていないし、会社も得をしていない。後手後手になっている。『晴れ』と言ったのに、すぐ雨が降っている感じ。『晴れかもしれない』くらいにしておけばいいのに」と話した。

それでも、松本は最後に「なんだかんだ言いながら、吉本をほめてあげたいのは、大きな事件が起きても押さえない。意外と『こんなニュースやるな』っていう事務所ありますからね。吉本だけは逃げずに、出演者、所属芸人にぼろくそ言われる。そんな事務所があってもいいのかな。なんだかんだあるけど、僕だけは言っておきたい」と“吉本愛”を見せた。