芸能界きっての親友同士、俳優の小泉孝太郎(41)とムロツヨシ(43)が自由気ままな旅に出るフジテレビ系「小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅」が12日午後7時から放送される。

旅のテーマは「日本の世界遺産」。まずは、北海道編。3日間のオフで世界自然遺産の知床を満喫、野生のヒグマを探す。女満別空港に降り立ってからは、行き先も移動手段もすべて2人で考えリサーチし行動。路線バスに乗り、網走駅へ、街の人たちから情報収集をしながら知床へなんとか向かおうとする。

移動中の2人の話題は「売れない時代、孝太郎の家に転がりこんでいたムロの驚きエピソード」など、初公開の秘話が盛りだくさん。能取湖では一面のサンゴ草が見頃。ムロがドローンに挑戦。大空をさまよう“ムローン”に大爆笑が巻き起こる。

そして、ヒグマを探すために漁師とガチ交渉し、知床の奥地まで踏み込む。漁船でヒグマの生息域を海沿いに大捜索。荒れる海を出港、2人はヒグマに出会うことができるのか? 翌日2人は知床から稚内、そして利尻島までレンタカーと船で300キロの大移動。利尻島には、2人がどうしても再会したい人物がいた。

続いて、京都編。まずは、ムロの行きたかった世界遺産・下鴨神社を参拝。ムロの引いた水みくじには、まさかの驚き&爆笑の内容が! 商店街で買い出しをした2人は一軒家宿に泊まることに。ムロが得意の手料理を振る舞い、乾杯。お酒を酌み交わしながら、恋愛トーク。タイプの女性芸能人など、普段は聞けないプライベートに踏み込んでいく。

2日目は、孝太郎をよく知る騎手の武豊に行きつけの店に誘われる。初対面の武とムロだがすぐに意気投合、武は2人に「結婚生活の魅力」を語る。レジェンドの秘話に孝太郎もムロも思わずうなずく。その後、京都で評判の手相占いへ。果たして未婚40代の2人の結婚は…。ムロが「当たりすぎてて怖い…」とこぼした、過去の恋愛話まで飛び出す。最終日には、新しいご縁を祈念すべく、悪縁切り&良縁結びの御利益のある安井金比羅宮へ向かう。

2人が出会ったのは05年の映画「交渉人 真下正義」。孝太郎は「初めてムロさんに出会った時、すごい長いつき合いになるだろうと感じました」。当時、孝太郎の父純一郎氏(77)は首相。ムロは、まだ小劇場を中心にした無名の役者だった。「僕は信じていました。根拠はないけど、ムロさんは絶対に芸能界で駆け上がっていく人だと」と振り返る孝太郎に、ムロは「『絶対に大丈夫だから』って言ってくれた。うそつきにさせたくないから頑張ろうと気合を入れました」と笑顔を見せた。

ムロは孝太郎の結婚相手について「自分がありながら孝太郎に理解のある人がいい」。孝太郎は「ムロさんは他人に気を使うので、包容力があって甘えられる人がいい」と話した。