初来日公演を15日に控えるネオクラシック実力派グループ、シンフォニアクスが、坂本龍一の戦場のメリークリスマス「メリー・クリスマス ミスターローレンス」を演奏することが11日、分かった。

映画「戦場のメリークリスマス」初公開(1983)年に生まれたヴァイオリニストのヨハネスが、映画の内容や個性的なキャストの顔ぶれもさることながら、とにかく音楽が頭に残り、今回の初来日公演が決まった際に、第一に浮かんだのがこの曲だったという。

リーダーであるエレクトロ・アーティスト/コンダクターのアンディも、自身がピアノを弾くこととエレクトロ・アーティストであることから同じフットステップで前を走り続ける坂本龍一を尊敬している。

この2人の想いが結びつき「メリー・クリスマス ミスターローレンス」を演奏することが決定した。

ピアニストのオスカーは、「シンプルで、とても素晴らしいハーモニー、きれいなメロディーであるこの曲は、自分達にインスピレーションを与えてくれます。美しいベースの旋律はそのままに、シンフォニアクス流に作り上げていく過程を楽しみ、日本の皆さんの前で演奏することが今から待ち遠しいです!」とコメントしている。