劇団四季ミュージカル「キャッツ」が11日、東京・大井町のキャッツ・シアターで日本上演36周年を迎えた。1983年11月11日に西新宿のテント式仮設劇場で日本初演され、以来、9都市でのべ24公演地で上演を重ね、通算の上演回数1万220回、観客動員は1020万人を数えている。

この日の特別カーテンコールでは、「36周年」と書かれた幕が登場。マンカストラップ役の加藤迪が「この作品を愛し育んでくださったすべての皆様に心より御礼申し上げます。これからも1回1回の舞台を誠心誠意務めてまいります」とあいさつすると、満員の客席から大きな拍手が起こった。