南海キャンディーズ山里亮太(42)がメインキャスターを務めるテレビ朝日系新番組「ReAL eSports News(リアル イースポーツ ニュース)」(月1回、金曜深夜放送)が、今日15日の深夜2時50分からスタートする。

同番組は地上波初のeスポーツニュース番組。最新eスポーツ大会の結果やスケジュール、選手へのインタビューなどをスポーツニュース風にダイジェストVTRで放送する。

幼少期からゲーム好きの山里にとって、念願のゲーム番組出演が実現。「こういう形でキャスターをできる日が来るなんて。スポーツキャスターになれた。自分の人生でまさかの選択肢が出てきました」と感激する。

初回収録では、プロゲーマーのfeg(フェグ)氏をゲストに大会の映像などを視聴。山里は「ゲームがこんなにもスポーツとして繰り広げられているなんて、初回からいきなり驚きました」と振り返る。プロゲーマーのストイックさに触れ「スポーツなんですよ、まぎれもなく。完全なるアスリートですよ」と興奮気味に語った。

芸能事務所がeスポーツ部門を続々と立ち上げている他、企業がeスポーツ事業に参加するなど、その熱は高まる。将来のオリンピック種目となる可能性も取りざたされており、「『世界を目指す』っていう単語は一部の人にしか許されないのかなって思っていたけど、eスポーツが始まって、世界を目指す権利がこんなにいろんな人に渡されるスポーツってないですよね」。番組ではeスポーツと視聴者の橋渡しを担い「画面の中に座っている僕を見て、『じゃあ僕はプレーヤーを目指そう』と思ってくれる人が1人でもいてくれたらいいですね。他の番組とは違うものになればいいなと思います」と期待する。

自身も週1回のペースでゲーム実況を行うが、腕前は上がらないようで「僕のゲームに関しての唯一の才能は、見続けることだけです」と苦笑する。自分のプレイを放送で見せることは「尺として一番無駄」と言い切るが、得意分野のしゃべりに活路を見いだす。「プロレスに古舘伊知郎さんがいらっしゃったみたいに、eスポーツの仕事で僕が丁々発止できたらいい。eスポーツの世界で古舘さんみたいな人いないでしょう? だから、実況でeスポーツ界の古舘さんみたいになれたらいいですよね」と野心を見せた。