米倉涼子(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の14日放送(5話)の視聴率が15・9%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は20・3%、第2話は19・0%、第3話は18・1%、第4話は17・8%と高視聴率を維持している。

米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子の活躍を描く人気シリーズの第6弾。勝村政信、岸部一徳、内田有紀、西田敏行らおなじみのキャストの他、ユースケ・サンタマリア、市村正親、今田美桜らが初参加する。

第5話のゲストは岩下志麻、山下容莉枝。ニコラス丹下(市村)が学会で出張中、東帝大学病院長の蛭間重勝(西田)は日本看護師連合会名誉会長の三原雅恵(岩下)を招き講演会を開催する。しかし「看護師たるもの患者様のために死ぬ気で働け」などと時代錯誤な話ばかり。労働基準監督署に知れたら大ごとと、次世代ゲノム・腫瘍内科部長の浜地真理(清水ミチコ)は講演会を強引に終わらせる。

怒り心頭の雅恵は、病院のロビーで大門未知子(米倉)と再会。未知子が以前に手術を担当した孫が元気にしていることなど近況を伝える。未知子は話の間、左手で胸の横をさする雅恵の様子が気にかかる。

その直後、自宅で倒れた雅恵が緊急搬送されてくる。蛭間は何としても根治させろと命じるが、雅恵は検査も治療も拒否。孫の件で恩のある未知子の話なら聞くのではと、看護師長の白洲民枝(山下)は未知子に説得を依頼する。

病名は「ダンベル型神経鞘腫」と判明するが、雅恵は手術をかたくなに拒否し続ける。