NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第43回の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は、深野(イッセー尾形)の弟子になって3年がたった。深野の描く絵付けされた火鉢も右肩上がりに売り上げを上げていった。喜美子は下っ端で絵付けを修業する毎日を過ごしていた。月日が流れ昭和33年、喜美子は深野から絵付け師と認められ、火鉢の新しいデザインを考えるように言われた。その晩、火鉢を買ってくれる人を想像し、いろいろなデザイン案を考えた、という内容だった。