5月にNGT48を卒業した菅原りこ(18)が、三谷幸喜氏原作のコメディー舞台「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」(来年1月9~19日、ヒューリックホール東京など)に出演することが22日、分かった。卒業後、初の舞台出演で、三谷作品への出演も、もちろん初めて。このほど日刊スポーツの取材に「たくさん吸収できるように頑張ります」と意気込みを語った。

同作品は、96年に三谷氏が「劇団東京ヴォードヴィルショー」のために書きおろした「アパッチ砦の攻防」が原作で、今回が9年半ぶりの再演。あるマンションの一室をめぐって繰り広げられるコメディーで、菅原は佐藤B作(70)演じる前のマンションの住人・鏑木研四郎の娘ちよみ役を演じる。

舞台出演は、昨年5月に上演の48グループ舞台「ロミオ&ジュリエット」に続いて2度目。菅原は「三谷さんの作品に携わらせていただけるのはうれしいです。佐藤B作さんをはじめ、そうそうたる方々の中で出演させていただくので不安もあるんですけど、たくさん勉強して、吸収して、どーんと成長した姿をお見せできるようにしたいです」。

マルチに活躍できる女優、タレントを目指して、グループ卒業後はボイストレーニングなどにも励んできた。「クックパッドLive」での料理配信なども行ってきたが、ファンの前に登場するのは卒業後初めてとなる。同時に卒業した山口真帆(24)も舞台出演を喜んでいるといい「久しぶりにファンの皆さんの前に顔を出すことになります。SNSに早く会いたいと言ってくださる方もいらっしゃるので、今回の舞台を見ていただいて良かったと思ってもらえるようにしたいです」。

同公演は、東京公演を皮切りに、大阪、広島、福岡、北九州、愛知と3月末まで全国を回るが「行ったことがない場所もあるので楽しみです」と笑顔を見せた。