演歌歌手多岐川舞子が50歳の誕生日を迎えた24日、都内で、「デビュー30周年 ハッピーバースデー」と銘打ったディナーショーを開催した。

1989年5月に「男灘」でデビュー。一昨年7月から約1年間、歌へのエネルギーを充電するために歌手活動を休止。海外や日本全国を旅しながら英気を養ってきた。

広島県尾道市に寄った際に感銘を受け、同市を舞台にした新曲「風の尾道」が誕生。今年7月に発売して、すでに1万枚を突破するなど大ヒットの兆しを見せ始めている。

「50歳になったんだという実感はありません。うれしいのかどうか複雑ですけれど(笑い)。これからも毎年、今日のようにファンの皆さんにお祝いしていただきながら歌える機会があるなら、年をとってもいいかなと思っています。ワクワクしながら歌っていくのが自分にとって一番の目標です」。特技のサックスやピアノ演奏なども披露して全20曲を熱唱した。