テレビ朝日の定例社長会見が26日、東京・六本木の同局で行われ、亀山慶二社長(60)が報道番組「スーパーJチャンネル」(月~金曜午後4時50分)内の不適切演出が放送倫理・番組向上機構(BPO)の審議入りしたことについてコメントした。

亀山社長は「大変重く受け止めており、真摯(しんし)に対応して参りたいと思っております。視聴者の皆さま、関係者の皆さまにおわびし、2度とこのようなことが起きないよう再発防止を徹底して参りたい」と話した。

同局は先月16日に緊急会見を開き、番組内の企画コーナー「業務用スーパーの意外な利用法」において不適切な演出があったと報告。VTRに登場する主要な客のうち4人が企画を担当する同局関連会社の契約ディレクターの知人で、4人に対して初対面を装って撮影を行っていたという。

17日に放送倫理・番組向上機構(BPO)に報告していた。