俳優新田真剣佑(23)が21年公開「ブレイブ-群青戦記-」(本広克行監督)で、映画単独初主演を務めることが26日、分かった。

同作は集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載され、シリーズ累計100万部を誇る人気コミック「群青戦記 グンジョーセンキ」の映画化。ある日、学校丸ごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツ名門校で活躍していた高校生たちが戦国時代を生き延び、現代に戻れるのかを描く作品。新田は、目立つのが苦手で歴史オタクの弓道部2年生、西野蒼を演じる。

初主演作品について、「初めて台本を読ませていただいたとき、時代を超えて役を演じられることに魅力を感じ、胸が弾む思いでした」とし、「楽しみと同時にこんな大作の主演をやらせていただく不安もありますが、みなさんに愛されるような作品にしたいと思っています」と意気込みを語った。

共演者には、後の徳川家康となる松平元康役に三浦春馬、織田信長役に松山ケンイチ、西野の幼なじみで同じ弓道部員の瀬野遥役に山崎紘菜が名を連ねる。キャスト陣はそれぞれが初共演。「尊敬する先輩である三浦さん、松山さんと初めて共演させていただくこともとてもうれしく身の引き締まる思いです」と話し、「皆様に見ていただける日を楽しみに、これからの撮影に挑みます」とアピールした。12月から撮影が始まる。