歌手カミラ・カベロ(22)が、今年10月に英BBCラジオが主催する社会活動に貢献した12歳から17歳の少年少女を表彰するティーン・ヒーローズ・アワードの受賞者たちとともに英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の自宅ケンジントン宮殿に招待された際に窃盗の罪を犯したことを告白した。

BBCラジオの番組に出演したカベロはインタビューで、同局のDJグレッグ・ジェームスから「何かを盗んでみたら?その鉛筆なんてどう?」とイタズラを持ち掛けられ、挑発に乗って実際に鉛筆を盗んでしまったことを告白し、謝罪した。

カベロによると盗んだ鉛筆をこっそり同席した母親のハンドバッグに忍ばせたものの、最終的にジェームスが王室のスタッフに「彼女が鉛筆を盗みました」と告げ口。完全にはめられてしまったことを悟ったカベロだったが、結局そのまま見逃してもらい、鉛筆をお持ち帰りしたという。「ウィリアム王子、キャサリン妃、ごめんなさい」と謝罪する番組の一部が公開された公式ツイッターにケンジントン宮殿の公式アカウントは、さっそくキョロっとした目の絵文字で反応。「私たちは鉛筆を盗んだことを知っていますよ」と言っているかのような反応に、ほっこりした人も多かったようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)