アイドルグループ、SUPER☆GiRLSの金澤有希(26)、坂林佳奈(22)、井上真由子(22)、門林有羽(21)、松本愛花(17)が大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、新体制となってから初の新アルバム「超絶★学園~ときめきHighレンジ!!!~」(25日発売)をPRした。

今年1月、新体制として「第4章」をスタートさせたメンバーにとって、まさに激動の1年となった。金澤は「ミュージックビデオを10本以上撮ったり、タイで撮影したり、たった1年で何年分もの経験ができた」。井上は「メンバー加入でいきなりセンターを務めたのですが、ファンの方にいろいろ厳しい言葉もいただきました。期待に応えられるよう、毎日ダンスや歌唱の練習を重ねています」と充実の口ぶり。門林は「デビューして、アイドルになりたいという夢のスタートラインに立てた1年でした。スパガと言えば夏ですが、夏の対バン・ライブはいい思い出」。松本は「1年前はスパガの1ファンとしてアルバムを聴いていたので不思議な気分。メンバーに入れて、スパガをもっと好きになったし、幸せだなって感じながらの1年でした」と駆け抜けた1年を笑顔で振り返った。

また今年1番印象に残ったこととして、坂林は「1時間休憩なし、MCなしというノンストップライブを行ったとき、メンバー全員が万歩計を付けたんです。みんなが何千歩と表示される中、私の万歩計が壊れていたのか、500歩と表示されたんです。悔しくて忘れられない思い出です」と、ユニークな答えで笑わせた。

11月にはファンクラブ・イベントとして大阪・ひらかたパークへのバスツアーも開催、ファンとの親睦を深めた。バスの中では、メンバーがガイド役としてMCなどで盛り上げた。門林は「持ってきたお菓子に関するクイズを出したり」と、等身大のメンバーの姿を見せることができたと言う。松本も「遊園地でファンの皆さんと1日中、話ができて楽しかったです」と満喫した様子だった。一方、坂林は「バスですか? 歌いましたよ『とっとこハム太郎』。大うけで盛り上がりましたね」と思い出し笑いした。

新アルバムはクリスマス当日のリリースとなるが、昨年はデビュー前の合宿中だったと言い、「大変だったので、今年はファンの方と笑顔で思い出を作りたいです」と井上。金澤も「メンバー同士でプレゼント交換しようと決めたので、楽しみですね」と、この1年で深まった絆を象徴するようなイベントを心待ちにした。坂林は「昨年は地下スタジオでの合宿だったので、今年は地上で迎えたいです」と独特の表現で期待感をにじませた。

アルバムは15曲でメンバー全員がそれぞれセンターを務める曲が収められた。『夜空にMerryX’mas』という聖夜をテーマにした1曲も入り、新生スパガの今を知るにはピッタリの新作に仕上がった。アルバムの詳細は公式サイト(https://supergirls.jp/)を参照。