お笑いコンビ、ロザンの宇治原史規(43)が9日、都内で「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」の表彰式に出席した。物を売るのではなく、一定の金額で物の利用権を売るサブスクリプションビジネスの「サブスクアンバサダー」に就任した宇治原は、300人を超える出席者を前に「情報番組などで、サブスクを取り上げる機会が増えてきた。この人の多さが期待の現れだと思う。明るい話題で、吉本の芸人が、これだけの人の前に出るのは久しぶりとちゃうかな」と笑った。

グランプリに輝いて賞金100万円を獲得したのは株式会社トラーナのサービス「トイサブ!」。月額3340円(税抜き)で、0歳から4歳までの子供の成長に合わせて、2カ月ごとに玩具を届けるレンタルサービス。同社の武山真妃取締役は「2015年に始めたサービスですが、子供というのはすごく成長が早くて、あっという間に玩具が使えなくなる。自分たちが親になった時の悩みを解決してくれるサービスを作りました。時間もお金もない中で、プロが選んだ玩具をお届けしています。ありがとうございます」と話した。

昨年、第1子が生まれた宇治原は「小さい子供がいるんで、すぐにでも利用したい。玩具って、すごくお金がかかるし、どこで選べばいいかと思っています」。日本サブスクリプションビジネス振興会の佐川隼人代表理事は「子供が3人いるんですけど。玩具は月齢、年齢で、すぐに使えなくなるので、どんどん増えていく。第1回のグランプリにふさわしいビジネス」とたたえた。