溝端淳平(30)が11日、東京・渋谷のNHKで、BS新春時代劇「立花登青春手控えスペシャル」(来年1月3日放送、午後7時30分)の会見に出席した。

若き牢医者、立花登の活躍を描く青春時代劇。16年から放送される人気時代劇シリーズの第4弾で、1年ぶりの再結集となった。

溝端は「この場所で会見するのも4回目。カメラアシスタントだった方がカメラを回していたり、みんなと再会できてシリーズもののすばらしさを感じています」とあいさつした。婚約者のちえを演じる平祐奈(21)とは、平が17歳の時から共演しており、4年間での成長ぶりについても「最近はしっとりと『おはようございます』ってあいさつする。ちゃきちゃきの祐奈ちゃんがいないのも寂しい気分。これが親心っていうのかな」と複雑な表情。自分自身の成長については「しわが少し増えたというくらい」と笑わせた。

今作では2人が祝言を挙げるシーンもあり、「祐奈ちゃんの白無垢(むく)を見て、感慨深い気持ちになりました」としみじみ。白無垢(むく)を着ることが夢だったという平は「こんなに早くかなっちゃった。幸せな気持ちになれました」と満面の笑みを浮かべた。

登の叔母でちえの母、松江を演じた宮崎美子(61)は、かつて中井貴一主演で放送された同ドラマでちえを演じた。宮崎は「若い時にちえを演じて、今回は母として娘を嫁がせた。今度は孫も見てみたい気持ちになりました」と笑顔。ちえの父、玄庵を演じた古谷一行(75)も出席。溝端と平について「2人とも4年の成長を感じます。一回りまた大人になって戻ってきた」と感慨深げだった。