女優門脇麦(27)がファッション誌「ELLE」が主催する映画賞「ELLE CINEMA AWARDS 2019」で今年最も輝いた女優を表彰する「エル・ベストアクトレス賞」を受賞し、12日、都内の授賞式に出席した。

門脇は今年公開の映画「チワワちゃん」「さよならくちびる」で主演を務めた。「とても光栄です」と語ると「私よりも年下の若い女優さんらと仕事をする機会が多くて。もう若手の気分でいられないというか、早く現場を支えられる、現場を引っ張っていけるような人間になりたいと強く思った1年でした」と語った。

中村倫也(32)が「台風家族」などで「エル・メン賞」を受賞。「生涯、財産になる仕事をした1年でした」とあいさつ。佐久間由衣(24)は12月に公開されたばかりの初主演映画「“隠れビッチ”やってました。」で「エル・ガールライジングスター賞」を受賞。「パニックです。光栄です」と喜びを表現した。

一方、蜷川実花監督(47)が「エル・ベストディレクター賞」を受賞した。蜷川監督は今年公開の沢尻エリカ被告の出演映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を手がけている。12年には沢尻被告主演の「ヘルタースケルター」も。

蜷川監督は授賞式で「今後も頑張ろうと、今もいろんな大変なことがあるけど、めげずに来年も走り抜けようと背中を押してもらった。本当に大変だったんで、いろんなことが」と意味深なあいさつをした。

降壇する際、沢尻被告と連絡は取っているかなどと報道陣に声を掛けられたが無言のまま会場を後にした。