タレントの武井壮(46)が、ネット上で誹謗中傷を受けた後輩の女性アスリートから泣きながら相談を受けたことを明かし、他人を中傷、攻撃する書き込みが常態化しているネットの現状に「許される訳ないだろう?」と怒りをにじませた。

武井は11日、ツイッターで「オレの仲良い女性アスリートがネットの書き込み見て泣きながら相談してきてさ『こんな事なら強くならなきゃ良かった』ってよ。。」と書き出し、その女性アスリートに呼びかけるように「そんなことで輝きは無くならねえから安心しろよ。罵声浴びせられたり、いじめられたりしてるみんなさ、そんな薄暗いとこだけが世界じゃねえから、山ほど幸せになろうな!」とつづった。

12日の更新では、「後輩のスマホには見るに耐えない罵詈(ばり)雑言が並んでたよ。アスリートとして感動をくれた本当にすてきな人物に、よってたかって薄汚い言葉で容姿をやゆしたり、明らかに性的な表現で辱めたりだ」と明かし、「許される訳ないだろう?」と武井。「悪口見るのが嫌ならネットやSNSを見るな」という意見に「正気で言ってるのかね?」と反論し、「『人を傷つける者』が自由を手にして『傷つけられた者』が自由を奪われるなんてことあって良い訳ないだろう?議論や批評は存分にすれば良い。だが、人の容姿をただ貶したり、知りもしない人間性をおとしめたり、性的な言葉を投げ付けるなんて事が当たり前で正当だと思ってるのか? もう一度考えようぜ」と訴えた。