米俳優キアヌ・リーブス(55)主演の人気SF映画「マトリックス」シリーズ第4弾と伝説の殺し屋を演じる人気シリーズ「ジョン・ウィック」の第4弾が、共に2021年5月21日に公開されることが明らかになり、早くもネットでは「5月21日はキアヌ・リーブスの日」と盛り上がりを見せている。まだ1年以上先の話だが、2021年はキアヌVSキアヌの対決に注目が集まる年となりそうだ。

99年に公開された「マトリックス」は、リーブス演じる天才ハッカーのネオが自分の生きる世界が仮想現実だと知り、人類の救世主として戦うSFアクションで、カンフーアクションや革新的な映像技術が話題となった。03年に「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューション」と2本の続編が製作され、新作は実に18年ぶりとなる。ストーリーなど詳細は不明だが、リーブスの他、トリニティ役の女優キャリー・アン・モスの復帰が発表されており、来年2月にクランクインすると伝えられている。

今年5月に公開された「ジョン・ウィック」シリーズ第3弾「ジョン・ウィック:パラベラム」は、記録的大ヒットとなった「アベンジャーズ/エンドゲーム」の4週連続1位を阻止して全米1位を獲得する大ヒット。早々に続編の制作が決まったと発表されていたが、現時点で脚本は未完成のため、撮影は「マトリックス4」が終了した後になるとみられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)