12日に放送された沢口靖子(53)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第24話の平均視聴率(関東地区)が11・2%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第24話のゲストは升毅ほか。フリーライター広辺誠児が絞殺された。遺留品から土門薫(内藤剛志)と同期の元刑事で、19年前に死亡したはずの火浦義正(升毅)が生きていることが分かり、火浦に広辺殺害の容疑がかかる。

1999年の大みそかに大学サークルで起きた「ミレニアム集団自殺」と、同じサークルに所属していた楡井敏秋の転落死の関連を調べていた広辺に、当時サークル顧問だった森迫宏成から多額の振り込みがあったことも分かる。

不都合な真実が明るみに出ることを恐れ、金でもみ消そうとしたのではないかと疑われた森迫だが、程なく広辺と同じ手口の絞殺体で発見される。また、事件当日火浦が森迫を訪ねていたことも判明する。

そんな中、火浦が土門の前に姿を現す。20年前、土門の元妻で故人の有雨子(早霧せいな)と不倫を疑われていた火浦は「人間としてしてはいけない罪を犯した」と言い残して逃げる。土門は有雨子も生前「許されないことをした」と言っていたことを思い出す。