12日に放送された米倉涼子(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の第9話の視聴率が18・2%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は20・3%、第2話は19・0%、第3話は18・1%、第4話は17・8%、第5話は15・9%、第6話は19・3%、第7話は18・6%、第8話は17・4%。

米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子の活躍を描く人気シリーズの第6弾。勝村政信、岸部一徳、内田有紀、西田敏行らおなじみのキャストの他、ユースケ・サンタマリア、市村正親、今田美桜らが初参加する。

第9話のゲストは宇崎竜童、筒井真理子、川谷絵音。日本が誇るロックスター、“勇チャン”こと九藤勇次(宇崎)が東帝大学病院に入院する。九藤の大ファンである原守(鈴木浩介)は、主治医を任され有頂天に。

同じ頃、デビュー曲の再生回数9億回を誇る若きシンガー・ソングライター、新津多九也(川谷)も極秘入院する。九藤に用意されていたのが一般の病室であるにもかかわらず、VIP患者用の特別室は新津のために使われており、それをたまたま九藤が知ってしまったことで気まずい空気が流れる。

派手なことを好む九藤は、一目見て気に入った大門未知子(米倉)を登壇させて記者会見を開くことを提案。しかし、会見に出るだけで執刀はさせてもらえないと知った未知子は、あっさり「いたしません」と却下する。

そんな未知子だったが、九藤が時折見せるある症状が気になっていた。九藤は検査と説得を訴える未知子の言葉に耳を貸さず、案の定会見中に倒れてしまう。検査の結果、後腹膜肉腫のステージ3と判明。かつて同じ病におかされた未知子は、手術のリスクを理解した上で「厳しいオペになる」とためらう。