EXILE TRIBE(一族)のGENERATIONSが15日、福岡・ヤフオク!ドームで全国5大ドームツアー千秋楽公演を行った。昨年の4大ドームツアーに続く2年連続のドームツアーは、12公演で42万人を動員。大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分)に初出場を決めるなど充実した19年は、“自立”の1年だった。

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3万人の歓声が響くドームに、ボーカル片寄涼太(25)が「最後まで、思いきり最高の思い出を作りましょう」と呼びかけた。代表曲「AGEHA」や「DREAMERS」など32曲を披露。アンコール前には、映像で寸劇も取り入れた。数原龍友(26)は「パフォーマンスだけじゃない飛び道具も身についた。いい意味で皆さんを裏切れた」とツアーを振り返った。

充実の1年の裏側には、グループ、個人としての自立があった。7月に新プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」のライブを開催。これまで一族の中では末っ子も、EXILEに憧れてアーティストになった「Jr.EXILE世代」では“長男”に。数原はEXILEのATSUSHI(39)とのやりとりを明かし「先輩って意外と気を使うでしょ? と言われてその通りだと。今まで怒られてきたことの意味が分かったり、いろいろなことに気づけた年でした」。

またメンバーは、個性を生かして各方面で活躍。リーダー白浜亜嵐(26)は「楽曲とかも自分たちがこだわりを持って、クリエーティブな部分も携わるようになれた。創造し続けた1年でした」と自信も深めた。

来年は、6年に一度の祭典「LDH PERFECT YEAR」で、再びドームツアーを行う。白浜は「まだピークではなく、ここからです!」。数原も「ツアーも紅白も続けられるように…」と力を込めつつ、今年の紅白について「“大人のパプリカ”も聞かせます。何でもやります!」と意気込み、年末まで走り切る構えだ。

<GENERATIONS各メンバーの今年の活躍>

▼白浜亜嵐(26) ドラマ「小説王」、放送中の「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」メインキャストと役者で活躍

▼片寄涼太(25) 「3年A組-今から皆さんは、人質です」など話題作出演。初主演映画「午前0時、キスしに来てよ」公開中

▼数原龍友(26) 初のソロ楽曲「Nostalgie」が映画劇中歌に。インスタグラムを開始しSNSを解禁。個性豊かな投稿

▼小森隼(24) 役者デビューに、ラジオパーソナリティーとして活躍。NHK・Eテレ「Eダンスアカデミー」で臨時講師務める

▼佐野玲於(23) ショートムービーで主演。グッズなどのデザインも手掛け紅白初出場会見でメンバー着用のTシャツもデザイン

▼関口メンディー(28) 「モトカレマニア」でゴールデン帯連ドラ初出演。自身を模したキャラクター、ハローメンディーも人気

▼中務裕太(26) 映画「HiGH&LOW THE WORST」で小森と役者デビュー。来年開校EXPG高等学院で特別講師