歌手伊藤美裕(32)が15日、都内でワンマンライブを開催した。

伊藤は「コロムビア創立100周年記念歌謡曲アーティスト」として11年4月にデビューし、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞した。今年は4年ぶりとなる新曲制作に取りかかり、7月にはファーストアルバム「AWAKE」をリリースするなど精力的に活動した。

伊藤は詰めかけた約100人のファンを前に「クリスマスのシーズンでもありますので、街が華やぐ季節にぴったりの大人の人がゆったりと楽しんでもらえるような選曲をしました」とあいさつ。「White Christmas」や自身が作詞し、南佳孝が作曲したアルバム収録曲「It must be love.」、4年ぶりの新曲となった「Believer」など16曲を披露した。

アルバム制作に取り組んだ今年を「自分自身と向き合う時間が多くなり、肩の力が抜けてきました」と振り返り、「ギターを持って歌い始めたり、カメラも始めたりと、いろいろと新しいチャレンジもできたいい年でした」と充実感をにじませた。

来年については「自分の曲を増やして、ライブで発表していくチャレンジをしていきたい」と抱負を語った。