吉本興業が中国で取り組んでいるプロジェクトの映画「新中国成立70周年記念式典~国民の盾、平和の力~」の舞台あいさつが15日、都内で行われた。

今年10月1日に北京で行われた新中国成立70周年記念式典が、中国各地70カ所の映画館でライブビューイングされた映像を映画化した作品。

制作に当たったチャイナ・メディア・グループ(CMG)のアジアアフリカ地域言語番組センターの安暁宇(アン・ギョウウ)氏は「この作品はCMGが最新の技術を駆使して、全世界に生中継したものを映画化しました。日本のメディアと協力して、新たなコンテンツを生み出していけたら」とあいさつした。

中華人民共和国駐日本国大使館の張梅(チョウ・バイ)広報部参事官は「10月1日にテレビ中継で見た式典を、映画館でハイクオリティーな画質で見られてうれしい。日中関係は、よりよい発展と改善のチャンスに恵まれている。友好関係をより発展させて、映画事業でも協力できれば」と話した。