吉本興業が笑顔で人々を幸せにする女性を発掘するオーディション「美笑女グランプリ」で優勝した、女優高野渚(17)が18日、東京・築地の日刊スポーツを訪れた。

165センチのスレンダーボディーに長い黒髪、笑顔にこぼれる白い歯がまぶしい高校2年生だ。

先月16日に行われた決勝では、自己PRタイムでひと言も話すことなくクールなダンスを披露して、2307人の頂点に立った。「2歳の頃から広告とかのモデルをやって来たんですが、ドラマや映画が大好きで、自分でも演じることにチャレンジしたいなと思って応募しました」と振り返る。

目指すは女優。憧れは杉咲花(22)と二階堂ふみ(25)、そして松下奈緒(34)だ。「元気で明るい役を演じてみたいですね。それとちょっと秘密を持った影のある役も演じられるようになれば」。共演してみたい俳優は、グッと渋く佐藤二朗(50)。「アドリブとかが面白い方なので、ぜひ一緒にお芝居をさせていただければ。あと石原さとみさんともご一緒したいです」と言う。

来年放送予定の品川ヒロシ監督(47)が脚本も担当するWOWOWの連続ドラマに出演が決定している。「今までは品川庄司の芸人さんとしての顔をテレビで見ていました。監督として演出していただいて、また違った一面を見せていただいて、すごく勉強になりました」と話している。

所属は吉本興業の関連会社のよしもとアクターズ。「お芝居が好きなのですが、お笑いも見るのは大好きです。ジャルジャルさんとか和牛さんとかのファン。バラエティーで共演できるのが楽しみですね」と笑顔を見せた。

◆高野渚(たかの・なぎさ)2002年(平14)4月15日、大阪府生まれ。2歳からモデルを始める。趣味は映画観賞、音楽鑑賞、クラシックバレエ。特技は朝早くても目覚ましが鳴るとすぐ起きられること。どこでも寝られること。165センチ、80-57-78センチ。血液型A。