22日に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」で優勝したミルクボーイが23日、大阪・よしもと漫才劇場で凱旋(がいせん)出演した。

駒場孝(33)と内海崇(34)が登場すると、会場からは大きな拍手が上がった。

公演後、取材に応じた内海が「昨日の優勝から1分も寝てない。けど、今日の初舞台はすごい拍手だった。あったかかった」と感謝すると、駒場も「いつもなら半分以下だからうれしい」と喜んだ。

内海は優勝を機に交際中の彼女と結婚をすると宣言していた。そのことに触れ「8年付き合ってる彼女を大切にしてます。『しよな』って感じ。給料の目標に届いたら、来年にでも考えようかな」といい「決まったわけではないです」と説明した。

よしもと漫才劇場の出番前に、M-1の司会を務めた今田耕司(53)と収録で会い、今田が優勝を喜んでいたことを明かした。

東京進出を聞かれると、内海は報道陣に「どう思います?」と逆質問。駒場は「落ち着いて作戦会議したい」。角刈りの内海は「角刈り技能コンテスト日本3位の人」に髪を切ってもらっており「(大阪の)塚本で切ってもらってるのでやめておきますわ」と笑わせた。今後は相談していくという。

ミルクボーイは吉本興業による活性化プロジェクト「住みます芸人」で、大阪市天王寺区住みます芸人を3年やっている。駒場は「パレードをしたい」と語り、内海も「区役所も喜んでくれてる。谷町筋を練り歩こうかな」と話した。

23日からよしもと漫才劇場限定でミルクボーイの卓上カレンダーが発売された。すでに100冊以上売れているという。