ビートたけし(72)が歌唱前に登場し、第70回の節目を迎えた紅白歌合戦をギャグで盛り上げた。

はかま姿で表彰状と持って登場すると「表彰状、令和初、そして記念すべき第70回紅白歌合戦。NHKに長年、貢献してきた私、ビートたけしから、表彰状を贈りたいと思います」と切り出すと「紅白と言えば、司会の加山雄三さんが、少年隊の『仮面舞踏会』を『仮面ライダー』と叫んでしまったことや、北島三郎さんが、鼻の穴に紙吹雪を全部吸い込んでしまったことなど、数々の名場面を生んできました」とちゃかし、総合司会の内村光良に「(それは)全部じゃないです!!」と、たしなめられていた。

それでもたけしは、こりずに「氷川きよし君の応援にかけつけたら、何度もリハーサルをさせされた」などとユーモア混じりに苦情を言い、その後も「闇営業を行こうかと…」と話し続け、内村に「やめてください!! 生放送です」と注意されていた。

最後は「この紅白が、令和の時代、そして、もっともっと、先の時代まで続くことを願わずにいられません。令和元年12月31日。元NHKアナウンサー、参議院議員になった男。宮田輝」とボケて、内村に「違うでしょ」とツッコミを入れられていた。