NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の7日に放送された第80回の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、八郎(松下洸平)は銀座で個展を開催することが決定したが、行き詰まりを感じていた。

一方、信作(林遣都)は喜美子(戸田恵梨香)と八郎が思い描いた夫婦になっていないと言う。喜美子が陶芸を本格的にやっておらず、お茶をいれたり掃除にと、無理をしているというのだった。八郎も喜美子が世界を広げ、やりたいことをやった方がいいと言う。ところが喜美子は自分なりに釉薬(ゆうやく)、調合の勉強をしており、八郎を驚かす。