「はるかぜちゃん」の愛称で知られる女優で声優の春名風花(18)が、交流のあった元衆院議員の三宅雪子さんの訃報に、「帰ってきてください、くるしい」と悲痛な思いをつづった。

ネット上で誹謗(ひぼう)中傷や暴言、さらに殺害予告もたびたび受けてきた春名。6日に更新したツイッターで、「三宅さんはずっと僕のために、ネットのストーカー法案を通そうと頑張ってくださってた。僕は今までどれだけ救われたか分からないのに、政治家さんと話してネトウヨとかパヨクとか言われるのが怖くて、まともにお礼も言えなかった。でも、裁判で良い結果が出たら、必ずご報告しようと決めていた」と、三宅さんとの関係について書き出した。

続けて「何でこんなに気にかけてくださるのかと思ったら、三宅さんもほとんど同じような目にあっていた。それなのにご自分のことより僕のことを心配してくれてた。ごめんなさい。ありがとうが言えなくて、ごめんなさい。何でこんな事に。帰ってきてください、くるしい」と吐露。三宅さんのツイッターアカウントに「風花です、ありがとうを言いたいので、かえってきてください、僕は三宅さんにたくさん救われました。まだ、恩返ししてないです、お礼を言わせてください、お願いします」とメッセージを送った。

三宅さんの遺体が2日、東京湾の海岸で発見されていたことが6日、関係者への取材で分かった。遺体の状況から、入水自殺した可能性があるとみて、警視庁が経緯を調べている。54歳だった。