日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告(65)が逃亡先のレバノンから行った記者会見を生中継した、8日放送のテレビ東京系経済番組「ワールドビジネスサテライト」(月~金曜午後11時)の平均視聴率が2・8%だったことが9日、ビデオリサーチの調べ分かった。7日放送の2・0%から0・8ポイント上昇し、注目度の高さが数字に表れた。

また、同局は午後10時から予定されていたバラエティー「ソクラテスのため息~滝沢カレンの分かるまで教えてください~」の放送を差し替えてゴーン被告の会見を生中継した。同時間帯の視聴率は4・3%を記録した。

多くの日本メディアが締め出される中、同局は日本のテレビ局として唯一会見場に入ることを許されており、放送では同局記者がゴーン被告に質問を投げかける場面もあった。