日本舞踊正派岩井流宗家の岩井友見(68)が「11代目岩井半四郎」を襲名することになり、14日、都内で会見を行った。

岩井半四郎は歌舞伎の女形の大名跡で、友見の父が10代目を名乗っていたが、11年に亡くなった。

岩井は「歌舞伎でどなたかに継いでもらうか、止め名にするか、悩みに悩んだけれど、江戸時代から368年続いた半四郎の名を止めるのはおこがましい。舞踊家として11代目を継ごうと思いました。命をとして精進したい」と話した。5月2日に東京・国立劇場で「十一代目岩井半四郎襲名 岩井会」を開催する。