俳優真栄田郷敦(まえだ・ごうどん=20)が20歳になった今月9日、スタイルブックの発売記念トークイベントを行った。

父は千葉真一、兄は新田真剣佑。オーラいっぱいの父と兄に負けない、20歳とは思えない落ち着きと色っぽさが印象的だった。

イベント参加者からの質問コーナーで、自分の武器を聞かれた真栄田は「うーん、何だろう。何だと思います?」と考え込んでいた。

参加者からは、美しさやスタイルの良さという声が上がった。真栄田は「もっと言って」というジェスチャーで喜びつつ、真顔になって「僕は外見で勝負しようと思っていないんです。外見のいい人はもっとたくさんいる。僕は役者として勝負したい」と話した。

18年にモデルデビューし、昨年、映画「小さな恋のうた」で俳優デビューしたばかり。TBS系「ノーサイド・ゲーム」で話題になったが、まだまだ始まったばかりだ。始まったばかりだが、明確な目標を持っている真栄田。話しているうちに、自分の武器は何か? という回答を見つけたようで「1つのことに向かうことは好き。努力することが苦ではない。努力したい、します」と、頼もしく語った。