16日に放送された沢口靖子(53)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第26話の平均視聴率(関東地区)が10・1%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第26話のゲストは中村俊介、高田里穂、山根和馬。初詣に訪れた榊マリコ(沢口)ら科捜研メンバーは、宮司、深森敦子の遺体を発見する。敦子は石灯籠の台座で頭部を殴られて死亡したとみられた。凶器となった石から指紋は出なかったが、代わりに手袋痕が検出された。

神社に住み込みで働く浜内詩帆(高田)の動画がネットで拡散された後、彼女を狙う悪質な脅迫文が神社のホームページに書き込まれていたため、今回の事件は捜査一課ではなく、広域サイバー捜査係が担当することに。詩帆と背格好が似ていたことから、敦子が詩帆と間違われて殺されたのではと推測された。

詩帆は夫からのDV被害に悩み、神社にかくまってもらったことを打ち明ける。一方、夫でトラックドライバーの浜内通彦(山根)は調査会社に詩帆の捜索を依頼しており、現場からは夫の凶行を物語るように大型車用のエンジンオイルが染みた布も見つかった。