俳優向井理(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「10の秘密」(火曜午後9時)の21日放送の第2話の視聴率が、7・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。前回の8・9%より1・0ポイント、ダウンした。

関西地区は10・1%、前回の11・8%より1・7ポイント、ダウンした。

白河圭太(向井)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、シングルファーザーとして奮闘しながら娘と良好な関係を築いてきた。だが、その娘が誘拐される。

第2話で、娘の瞳(山田)を誘拐されたことがきっかけで、元妻・由貴子(仲間)のセレブ生活がすべて偽物で、多額の借金まで抱えていることを知った圭太(向井)。ようやく連絡が取れた由貴子は、瞳が誘拐されたと聞いて一瞬動揺するが、犯人の見当はついている様子で、自分に任せてほしいと圭太を諭す。

しかし圭太は、由貴子が仕事上のトラブルでは片づけられない、ただならぬ事態に巻き込まれていることを察知。「10年前の、あの秘密と関係があるのか?」と、圭太と由貴子がこれまで胸の内にしまっていた過去こそが、事件の発端なのではないかと問いただす。しかし次の瞬間、同じく由貴子を探していた恋人で帝東建設社員の宇都宮竜二(渡部篤郎)が現れて、由貴子は動揺し逃げ出してしまう。

そんな中、以前に瞳が夜の繁華街にいたことを知った圭太は、自分の知らない娘の顔をまた一つ知り、救出を急ぐ。一方、菜七子(仲里依紗)からは、瞳が誘拐された当日に、ピアニストの翼(松村北斗)と会う約束をしていたことを聞かされる。瞳の誘拐に翼が関係しているとにらんだ圭太は、翼を見つけ出すため、菜七子の証言をもとに繁華街で聞き込みを開始。すると早速、ジャズバーでピアノを弾く翼を発見するが、圭太に声をかけられた翼は、突然走って逃げ出す。

タイムリミットが迫るなか、圭太は娘を救い出すため、危険な行動に出た。