カナダのトルドー首相は21日、カナダでの新生活を始めたエリザベス英女王の孫ヘンリー王子一家の警備費に関し「エリザベス女王とも話しておらずまだ何の合意もない」と述べた。カナダ放送協会(CBC)が伝えた。

王子一家の警備費については日本円で年間1億数千万円から10億円前後に上るとの見方があり、英国とカナダのどちらが負担するか関心を呼んでいる。

英メディアの一部は、トルドー氏が女王に対し水面下で負担を約束したと報じたが、首相がこれを否定した格好だ。

ブレアー国境警備・組織犯罪削減相は21日、現時点で王子一家はカナダ警備当局の保護を受けていない、と明言。国家元首や王室メンバーは国際条約に従ってカナダ当局が保護する義務があるものの、王子が公務を引退し「地位が変わった」とし、警備対象かどうかを検討中だと説明した。(共同)